糖尿病について
Nishimura Medical Clinic
日本人の膵臓は欧米人と比較してインスリンを分泌するβ細胞が少なく世界一弱いとも言われています。
その中でも特に膵臓が弱い方が糖尿病を発症されます。
糖尿病の治療は年々進歩し、各種新薬が開発され、内服薬、インスリン治療ともに多種多様となってい
ます。
弱い膵臓を出来るだけ元の状態へ戻し維持する為に適切な治療を選択する事が重要です。
また、糖尿病は血糖値が高くても自覚症状がないことも多く、放置されたり中途半端な治療を受けられ
た場合、気がついたら重大な合併症が進行していたということがあります。
すなわち血糖値だけをコントロールするのではなく、全身の合併症(腎臓障害、視力障害、足病変、心
臓病など)をいかに早期診断、治療、そして予防するかが大きなポイントとなり、予後を大きく左右い
たします。
初期の糖尿病(2型)は専門医による適切な指導により、内服薬減量やインスリン注射の中止が可能なこともあり、また、早期の腎臓合併症などは完治させることが可能です。
合併症がすでに進行し、腎不全、心臓合併症、下肢血行障害、などを認める患者様も、更に合併症が進行しないように適切な治療を行うことにより、格段に生命予後が改善されます。
当院では、専門性の高い診療の維持に努め、合併症の早期発見のための医療機器も備えております。セカンドオピニオンも受け付けております。
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